AdLife

旅行、登山、グルメに関する備忘録

AdLife

【11月】大菩薩嶺:上日川峠より登る -樹氷と稜線と-

f:id:Adder:20210630181301p:plain

初心者を連れて行くならここでしょ!

今回は初心者の友人を連れて行くということで、関東圏の方々には大定番の大菩薩嶺に登ってきました。

今回も簡単に素晴らしい稜線とまさかの樹氷も楽しむことができました。

 

 

前回も簡単に稜線歩きができる達磨山に登りました。

adder.hateblo.jp

 

今回の大菩薩嶺は達磨山よりは登りごたえがありつつ、全行程4~5時間と初心者を連れて行くにはもってこいのお山です。

しかも日本100名山。山小屋も3つあり、登山者も多く、登山道も危険箇所なし。

初心者には超オススメですね。

 

今回もダイジェストとして動画にまとめているので、登山道の雰囲気などは以下からご覧になってください。

youtu.be

今回のルートと行動ログ

妙見ノ頭・大菩薩嶺 / adderさんの大菩薩嶺の活動データ | YAMAP / ヤマップ

大菩薩嶺の主要な登山口は上日川峠だと思います。

上日川峠には甲斐大和駅塩山駅からバスが通っており、駐車場の台数も多くあるので、アクセスは非常に良いです。

登山口としては標高が500m程下には丸川峠入口もあります。ある程度の登山経験者には上日川峠だとゆるすぎるので、丸川峠入口から周回するのがおすすめです。

 

上日川峠からの周回ルートのコースは以下のようなパートに分けられます。

・上日川峠~福ちゃん荘:ゆるい樹林帯。道幅広く歩きやすい。

・福ちゃん荘~介山荘/大菩薩峠:林道歩き。斜度はそこまできつくない。

大菩薩峠~雷岩:富士山望む絶景稜線。

         一部岩場もあるが、簡単に登れる。

・雷岩~大菩薩嶺山頂:樹林帯。山頂の展望はよろしくない。

・雷岩~福ちゃん荘:雷岩直下は結構斜度がきつく、滑りやすい。

          ある程度下ると樹林帯。

 

全体を通して危険箇所はありません。

今回は福ちゃん荘からの周回で反時計周りしましたが、上述の通り、雷岩直下の斜度が結構あるので、福ちゃん荘~雷岩~大菩薩峠~福ちゃん荘の時計回りの方が良さそうです。

 

上日川峠からスタート

AM8:58 第3市営駐車場

f:id:Adder:20210612201247j:plain

9時前に上日川峠に到着しましたが、第1、第2市営駐車場は既に満車。

第3市営駐車場に駐車して出発です。

 

f:id:Adder:20210612201253j:plain

上日川峠からちょっと入ったところなので、少し車道歩き。

 

AM9:02 (+0:04) 上日川峠/ロッヂ長兵衛

f:id:Adder:20210612201302j:plain

大菩薩嶺への主要な拠点。登山者の方々が準備体操しています。

 

f:id:Adder:20210612201314j:plain

公衆トイレもあるので、用を足しておきます。

 

f:id:Adder:20210612201326j:plain

ロッジ長兵衛にも色々ありますね。

夏だったらアイスクリーム食べたいところです。

 

f:id:Adder:20210612201333j:plain

登り始めから歩きやすい道が続きます。

 

f:id:Adder:20210612201338j:plain

青空も広がっていて良い天気です。

 

f:id:Adder:20210612201346j:plain

 

AM9:28 (+0:30) 福ちゃん荘

f:id:Adder:20210612201400j:plain

登山開始から30分で最初の山小屋到着。

 

f:id:Adder:20210612201425j:plain

f:id:Adder:20210612201406j:plain

こちらにはテント場もあるので、テント泊デビューにも良さそうですね。

 

f:id:Adder:20210612201412j:plain

稜線を望遠で見てみるとまさかの樹氷!辿り着くまでに溶けないことを祈ります。

ちなみに樹氷か霧氷か問題がありますが、wiki先生によると、霧氷の一種が樹氷のようです。

木に霜が付いたようなものも、スノーモンスターも同じとは…

ja.wikipedia.org

 

f:id:Adder:20210612201431j:plain

福ちゃん荘の近くにも公衆トイレがあります。ありがたい。

 

f:id:Adder:20210612201438j:plain

福ちゃん荘から大菩薩峠へは林道歩きになります。

 

f:id:Adder:20210612201505j:plain

賽ノ河原へ直接アクセスできる旧道。調べてみるとそんなに厳しい道でも無いみたいですね。

今度はここから登ってみようかな。

 

f:id:Adder:20210612201516j:plain

f:id:Adder:20210612201522j:plain

沢が出てきて、木橋を渡ったらしっかりした登りが始まります。

 

f:id:Adder:20210612201529j:plain

とは言え、ほぼ林道なので、非常に歩きやすいです。

 

f:id:Adder:20210612201540j:plain

このあたりは結構日陰も多く、寒い。11月とは言え、山は冬です。

 

f:id:Adder:20210612201546j:plain

f:id:Adder:20210612201600j:plain

f:id:Adder:20210612201613j:plain

苔が良い感じです。

 

f:id:Adder:20210612201619j:plain

f:id:Adder:20210612201647j:plain

非常に歩きやすい。危険箇所は一切ありません。

 

AM10:06 (+1:08) 介山荘

f:id:Adder:20210612201827j:plain

そんなこんなで3つ目の山小屋、介山荘に到着。

 

f:id:Adder:20210612201707j:plain

「登ったけど買い忘れちゃった!」じゃあ無いんだよ。

ここで買うのはどうなんだ笑

 

f:id:Adder:20210612201713j:plain

と思っていたら、友人の密買現場を目撃。

買う人は買うようですね笑

 

f:id:Adder:20210612201724j:plain

山梨限定「まぜごはん」で小休憩。

 

f:id:Adder:20210612201730j:plain

f:id:Adder:20210612201742j:plain

f:id:Adder:20210612201800j:plain

大菩薩と名の付くだけあって、地蔵菩薩が多く置かれていますね。

 

f:id:Adder:20210612201806j:plain

f:id:Adder:20210612201813j:plain

奥多摩方面も良い景色です。

 

AM10:32 (+1:34) 大菩薩峠

f:id:Adder:20210612201819j:plain

介山荘の隣にある大菩薩峠

大菩薩峠からは見晴らしの良い稜線が続きます。

 

f:id:Adder:20210612201904j:plain

登ってきた道を振り返る。素晴らしい展望。

 

f:id:Adder:20210612201924j:plain

この稜線の見どころは何と言っても富士山!

が、今日は山頂がお隠れになっておられる…

 

f:id:Adder:20210612201930j:plain

f:id:Adder:20210612201936j:plain

それでも良い景色です。

 

f:id:Adder:20210612201943j:plain

樹氷ゾーンまでもう少し。

 

AM10:50 (+1:52) 賽ノ河原

f:id:Adder:20210612201955j:plain

石がたくさん積まれていて、まさに賽ノ河原。

賽ノ河原って結構色々なところにありますよね。浅間山とか御嶽山とか。

やはり山岳信仰と関係が深いのですかね。

adder.hateblo.jpadder.hateblo.jp

 

f:id:Adder:20210612202044j:plain

樹氷ゾーンに突入。

 

f:id:Adder:20210612202056j:plain

青空とのコントラストが綺麗です。

 

f:id:Adder:20210612202032j:plain

歩いてきた道を振り返る。

このあたりより低い場所では樹氷が付いていないです。

このあたりにしか雲がかからなかったのかな?

 

f:id:Adder:20210612202114j:plain

f:id:Adder:20210612202102j:plain

富士山の山頂はギリギリ見えましたが、やはり雲が多いですね。

 

f:id:Adder:20210612202128j:plain

f:id:Adder:20210612202138j:plain

樹氷はこの時期の醍醐味ですねぇ。

 

f:id:Adder:20210612202150j:plain

標高2000m地点到着。雷岩までもう少し。

 

f:id:Adder:20210612202214j:plain

f:id:Adder:20210612202220j:plain

f:id:Adder:20210612202311j:plain

f:id:Adder:20210612202326j:plain

樹氷祭り。

 

AM11:30 (+2:32) 雷岩

f:id:Adder:20210612202344j:plain

f:id:Adder:20210612202530j:plain

雷岩に到着。

雷岩は稜線と富士山の展望台になっています。

 

f:id:Adder:20210612202539j:plain

友人が寒がりながら(何故か)半袖でモデルになってくれました。

 

雷岩から大菩薩嶺の山頂を目指します。

 

f:id:Adder:20210612202351j:plain

今までの展望の良い道とは打って変わって樹林帯に突入。

 

f:id:Adder:20210612202403j:plain

f:id:Adder:20210612202409j:plain

樹林帯の方が日陰が多いからか樹氷が多く見られました。

 

f:id:Adder:20210612202416j:plain

登山道の木も真っ白です。

 

AM11:38 (+2:40) 大菩薩嶺山頂

f:id:Adder:20210612202525j:plain

がっかりスポットとも言われる大菩薩嶺山頂に到着。

今までの展望の良さと比較してしまうとしょうがないか…

 

f:id:Adder:20210612202456j:plain

f:id:Adder:20210612202503j:plain

とは言え今回は樹氷もあるので、展望のない山頂でも非常に楽しめました。

稜線と比較して木の背も高いので、いい感じで画になります。

 

f:id:Adder:20210612202356j:plain

雷岩に戻って小休憩。

 

f:id:Adder:20210612202545j:plain

網焼きでワッフルを温めてみました。

これは大当たり!香りも立つし、最高にうまいです。

 

f:id:Adder:20210612202557j:plain

f:id:Adder:20210612202609j:plain

名残惜しいですが、本格的にお腹も減ってきたので下山開始。

 

f:id:Adder:20210612202615j:plain

f:id:Adder:20210612202621j:plain

溶けかけの樹氷が宝石のよう。

 

f:id:Adder:20210612202634j:plain

f:id:Adder:20210612202642j:plain

まあまあな斜度で滑りやすいので注意。

 

f:id:Adder:20210612202647j:plain

f:id:Adder:20210612202653j:plain

歩きやすい道まで下りてきました。

 

f:id:Adder:20210612202659j:plain

f:id:Adder:20210612202719j:plain

 

PM13:09 (+4:11) 福ちゃん荘

f:id:Adder:20210612202739j:plain

福ちゃん荘まで戻ってきたら、あとは往路で歩いた道を戻るだけです。

 

上日川峠には福ちゃん荘から24分で到着。

山頂から約1時間で下山しました。

 

下山後

下山後は大菩薩嶺の定番日帰り温泉大菩薩の湯」に行きました。

アクセスもしやすく、露天風呂も大きいしで良い温泉です。

daibosatsu.heteml.net

 

f:id:Adder:20210612202822j:plain

f:id:Adder:20210612202841j:plain

入浴後はド定番のコーヒー牛乳。

 

そして塩山駅近くの中華料理屋で〆ようと思っていたのですが、まさかの臨時休業。

他のめぼしい飲食店もやってない…

塩山駅に降りてこず、昼飯はロッヂ長兵衛で食えば良かったか…

 

しょうがないので、とりあえず中央道に乗って初狩PAで遅い昼ごはん。

初狩田舎定食、美味しゅうございました。

f:id:Adder:20210612202847j:plain

 

f:id:Adder:20210612202853j:plain

帰りの高速で綺麗に見える富士山。良い旅の〆になりました。

 

山行を振り返って

相変わらず稜線は最高でした。この時期に登ったのは初めてですが、まさか樹氷が拝めるとは思いませんでした。

樹氷が見られるのは運次第ですが、季節が違ってくれば見える景色や印象も全く違ってくるのが登山の良いところですね。

次回は小金沢山方面に縦走もしてみたいです。

プライバシーポリシー お問い合わせ