【8月】硫黄岳:桜平より登る -硫黄香る爆裂火口への道-
そろそろ稜線を見たい
前回の瑞牆山から1週間。
久々の夏山で満足はしていたものの、曇りで終わってしまったため不完全燃焼感を心のどこかで感じていました。
やっぱり晴れの山に登りたい。それも稜線のバッチリきれいなやつ。
でも久々にしっかり目の登山靴履きたいし、なるべくゆるゆる行けるところがいいなあと思っていたので、週末のお天気を確認しながら、前々から目をつけていた八ヶ岳 硫黄岳に決定。
この山は山頂爆裂火口の圧倒的存在感と八ヶ岳主稜線の一角を担っていながら、コースタイムは周回コースでも5時間弱とコスパの良い山です。
更に歩いてみて気付いたのですが、沢、苔、八ヶ岳特有のシラビソ樹林帯、岩場と登山道自体もバリエーションに富んでいて、かつ、小屋も多い、素晴らしい山だと思いました。
今回もダイジェストとして動画にまとめているので、登山道の雰囲気などは以下からご覧になってください。
(動画見てください)
今回のルートと行動ログ
赤岩ノ頭・硫黄岳 / adderさんの硫黄岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ
硫黄岳への登山道は東西南北いくつかありますが、今回の桜平駐車場からが最短かと思います。
桜平駐車場までのアクセスは途中舗装路から未舗装の砂利道を通ります。
道自体は乗用車でも問題なく通れますが、パンクには十分注意した方が良いかと思います。
また、駐車場までの道は細く、車1台が通れる程度の幅なので、通行には十分注意してください。
個人的には標高2150m 日本最高所野天風呂のある本沢温泉も非常に魅力的なので、次回はそちらからテント泊で登りたいなぁと考えている今日このごろ。
今回は桜平駐車場→オーレン小屋→赤岩ノ頭分岐→硫黄岳→夏沢峠→オーレン小屋→桜平駐車場といった周回コースを歩きました。
桜平駐車場からのコースはオーレン小屋を夏沢峠方面に行くか、赤岩ノ頭分岐方面に行くかで2パターンありますが、夏沢峠→硫黄岳山頂は登りが結構急登なので、登りで使用するなら赤岩ノ頭分岐方面が個人的には良いと思います。
桜平駐車場からのルートは以下の3つのパートに分類できます。
・桜平駐車場~オーレン小屋:沢沿いの登山道
・オーレン小屋~赤岩ノ頭分岐:八ヶ岳特有のシラビソと苔の樹林帯
・赤岩ノ頭分岐~硫黄岳山頂〜夏沢峠:ゆるい岩場
上でも述べましたが、バリエーションに富んでいて素晴らしい登山道で非常に面白いと思います。
桜平駐車場からスタート
AM 6:02 桜平駐車場(中)
桜平駐車場は上中下とありますが、上は台数が20台程度と少なく、よっぽど到着が早かったりしない限りはここからスタートになると思います。
中ならトイレもあるので、その点も安心です。
登山開始からしばらくの間は沢沿いを歩くことになります。
朝早いこともあり、涼しく快適に歩けます。
沢水に硫黄成分が混ざっているのか、何だか硫黄の香りもしてきました。
AM 6:35 (+0:33) 夏沢鉱泉
車が通れる幅の林道を歩いていくと夏沢鉱泉に辿り着きます。
こちらでトイレをお借りしましたが、水洗トイレで非常に綺麗でした。
内装もきれいな木造で、温泉も入れるそうなので、次回は是非宿泊したいですね。
夏沢鉱泉からの道は道幅も狭くなり、しっかりした登山道になってきます。
桜平駐車場〜夏沢鉱泉よりも更に沢に近い道を歩くので、より涼しげな気分になります。
AM 7:28 (+1:26) オーレン小屋
残念ながら小屋の写真は撮ってませんでした・・・なので、動画を(ry
女性スタッフ募集してました。興味ある方は是非。
オーレン小屋〜赤岩ノ頭分岐まではシラビソと苔むす登山道になってきます。
この道がめちゃくちゃ好きなんですよね。
やっぱり奥秩父、八ヶ岳、南アルプスの登山道は好きだな−と実感します。
このあたりの雰囲気とか本当にたまりませんよね。
ただ、久々に履いた登山靴によって靴擦れが誘発されて景色を見る余裕もなくなってきました・・・
靴擦れに喘ぎながら登っていくと、視界も開けてきました。
北側なので天狗岳あたりですかね。少しMP回復です。
AM 8:36 (+2:34) 赤岩ノ頭
苦痛に耐えながら黙々と登り、赤岩ノ頭分岐に到着です。
ここまで来ると八ヶ岳主稜線の大展望が広がります。
赤岳・横岳方面はガスってますが、阿弥陀岳は晴れてきました。
風が強いので、休憩を多く取りながらガスが取れるのを待ちます。
赤岩ノ頭分岐〜山頂まではすぐに着きますが、途中高度感のある岩場があります。
難易度的には全く高くないので、すれ違いなどに十分注意すれば問題なく通行できます。
AM 9:29 (+3:27) 硫黄岳山頂
山頂に到着です。
山頂は非常に広い広場になっているので、各々の人が思い思いに過ごしておりました。
そんな山頂なので、景色は非常に良く、360°のパノラマビューでした。
到着した頃には主稜線もガスが取れていて、拝みたかった絶景を眺めることができ、非常に満足です。
山頂の爆裂火口は真っ平らな山頂と絶壁のギャップが大きく、特に印象に残りました。
山頂のアザミは花弁がなくなっていました。
景色を十分堪能したら、夏沢峠方面に下山します。
こちらは結構な急坂なので、石を落とさないように注意します。
この急坂は登りで使用するのは結構きつそうなので、個人的にはこちらは下山で使用するのがベターかなと思いました。
後ろを向くと硫黄岳が非常になだらかで、バックの青空に映えています。
PM 12:15 (+6:13) 夏沢峠
PM 12:50 (+6:48) オーレン小屋
残念ながらほぼ写真はありません・・・なので、動画を(ry
夏沢峠〜オーレン小屋は樹林帯を歩きます。苔むしたいかにも八ヶ岳の登山道といった感じで非常に楽しいです。
オーレン小屋〜桜平駐車場までは往路と同じ道を歩きます。
PM 13:57 (+7:55)に下山完了です。
休憩時間を抜くと、行動時間は5:02でした。
靴擦れで喘ぎながらもこの時間で下山できるのは本当に良いコースだなと思いました。
下山後
下山後は「尖石温泉縄文の湯」で温泉に入りました。
大人1人600円です。豪華な施設ではないですが、きれいですし、露天風呂もあり、休憩所なども完備で必要最低限備えていて満足です。
山行を振り返って
今回初めて硫黄岳に登りましたが、なだらかな山容と爆裂火口のギャップが非常に魅力的でしかもお手軽に登れる、コスパの強い山だと思いました。
前回の瑞牆山といい、こんなに楽しい登山道だと人気が出るのも納得だなぁと思いました。
次回こそは本沢温泉でテント泊をするぞー